学童期その2

学習意欲を無くして授業は上の空、まったく興味が湧かない授業は退屈だった

両親が仕事から帰るまで家には帰らず、友達の家を点々として時間をつぶす毎日

当時友達のお宅訪問が趣味で、数十人の友達の家に訪れては他愛のない時を過ごしていた
自分はダメな人間なので本心を見せたら恥ずかしいと思っていて人前では常にふざけてピエロを演じてた

小学校3年生ぐらいになると厳しい担任から母へ連絡が入り、学習意欲が低い事を注意された。それを聞いた父から私へ伝言ゲームのように伝わってきた

私は母を悲しませたくなかったので自宅学習のスケジュールを計画し母に見せたが反応はなかった(フーンみたいな)

そんなこんなで無事勉強なんかしてやるものかの精神を授かった私だったが、2つ得意な事があった、それは人を笑わせる事と絵を描いたり物を作る事だった


市のコンクールに入賞して作品が展示されたので母に見に行こうと言ったが家族で見に行く事はなかった。なんでぇ…(涙)と思った

全校朝礼でガチの賞状を貰っても褒めてくれる事はなかった。2度目のなんでぇ…(涙)。それ以降は賞状を貰っても誇れる物ではないと学習しており、慣れた手つきで押し入れにブチこんでた。数えた事ないけど結構な枚数

その頃から家に居てもつまらなく感じて家族とのコミュニケーションも少なくなり週末は近所の仲の良い友達の家に泊まる事が増えた

友達の家は優しいお母さん、ユーモアのあるお父さん、頼れるお兄ちゃんと理想の家族だったのだがそれが良くなかった、自分の家族と比べてしまって不満や孤独がどんどん大きくなっていった

なんかやばそうなフラグびんびん感じております